6月7日(土) 土佐湾のイサキ釣り

今週末は土日とも 釣りの予定はなかったのだが…

とある方から 高知へイサキ釣りに行きませんか?

とのお誘いに飛びついて 土佐の海へ。



初チャレンジ 龍馬の海。

以前チヌ釣り師だった十数年前は須崎方面へよく釣行していたが

船で高知沖へ出るのは初めて。


家からだと1.5時間で港まで来れた。

松山2時間 日和佐2時間なので 意外と近い!



梅雨時期なのに 今日は雨風の心配なく 一日凪の予報。
 

今回お世話になるのは 釣り船 「飛翔」



船の後ろには 珍しい跳ね上げ橋が見える。


5時 出船。


今回はアミエビコマセの吹き流し仕掛けということ。

日和佐式のオキアミを使った釣りもしてみたかったので

オキアミも少し持って行くことに。

20〜30匹は釣りたいものだが さて どうなることやら。


10分ほど走って 最初のポイント到着。


記念すべき 土佐湾での最初の流し。


潮止まってます(泣)



まわりのプレジャー船もダメダメポーズ。

しばらく流してみたものの 生体反応なし。



少し沖のポイントへ移動。



20分ほど走って 沖の瀬へ。


水深70m

底から10mまで反応があるという。


仕掛を底まで落とすとアタリはあるが

サクラダイやアカジャコなどのエサ取りが掛かる。


ここでも潮は流れていないようだ。


少し上で仕掛を止めて コマセを振って待っていると

イサキらしいアタリ。

やっと1匹 



風向きが北から北東,東,南東とコロコロ変わるので

ポイントもすぐにずれてしまう。

水深があるのでアンカーロープもかなり出しており

船の位置がなかなか定まらない。



何度もアンカーを打ち直してくれるものの

いい感じで当たってきたと思ったら すぐにポイントがずれて釣れなくなる

という繰り返し。


潮は動かず ポイント定まらずで 撃沈模様。


釣り開始4時間で



これだけ …

イサキ3匹。

目標下方修正 めざせ!10匹


小アジやウリ坊が針掛かりすると



シイラが横取りしていく。





天気は最高・海はべた凪なのに船上の空気が重い。


撃沈モード 全開であったが …





止まっていた潮が動き出した♪



こうなれば こっちのもの。

コマセを振って仕掛けをなじませると 即ヒット。


タナが決まれば ピンポイントで打ち返し

イサキを足止めさせる。


1匹掛かってもすぐには上げずに 少し巻き上げ 追い食いを狙う。



ダブル トリプル 連発


高知のイサキは30cmあっても

ウリ坊みたいな縞模様がくっきりとしている。


25〜30cmの塩焼きサイズが大半で

大型はいないが 小型も少ない。


4,5回仕掛けを投入すれば10匹ほど釣れる。



スカなしで 入れ食い?モード突入。


船は潮や風の影響を受けて一カ所にとどまっていない。

タナは基本60mだが 仕掛を上げたときの魚の掛かり具合いや

エサの残り具合いから 微調整する。

魚が仕掛けの下針ばかりに掛かるようなら タナを下げるし

サシエがなくなったり 小型が掛かるようになったら タナを上げる。


一流しごとに 掛かってくる魚の様子やエサの残り具合いから

次に流す水深を決める。


アタリが続くようにするには この微調整が大切。



昼になって風向きが変わり ポイントがズレたようで

アタリもなくなった。


12:30 沖上がり。


3人で 100匹くらい。



前半戦は潮が動かず どうなることかと思っていたが

終わってみれば50Lのクーラーにが役にたった。 



高知での初釣りであったが

船頭さんも 気さくな方で

何より 天気に恵まれて 半日楽しい釣りになった。


また機会があれば 土佐の海で竿を出してみたいものだ。



本日の釣果 イサキ 〜30cm 55匹 など